殺生石を見てきました。殺生石といえば、朝廷を大きく騒がせた九尾の狐『玉藻前』が最後に化身した石というので有名です。場所は那須高原です。
朝早くに行ったので「那須温泉神社」で朝市が行われています。無料でお茶をもらいました。
実は私、殺生石はなぜか恐山にあるものだとずっと思っていて、恐山に行ったとき、探してしまいました。基本的に行き当たりばったりです。
散策した後、感動の殺生石とご対面です!
さぁ、殺生石!って、どの石でしょう?多分矢印で指し示している岩だと思うのですが……どこにも書いていません。
私「あのー、殺生石ってあれですか?」
観光客「うーん、多分あれだと思うけど、よく分かりませんね」
私も悩みましたが、他の観光客も悩んでいました。それでいいのか那須。
なんだか地蔵をあしらって恐山のパチモン臭くなっています。しかもこの地蔵あまり深い意味がなかった気がする。
あと、『盲蛇石』という石があります。
五左衛門という人が目の悪い蛇を助けてやったところ、お礼に湯の花を見つけたという心温まる話です。ちなみにこの石は、感謝の念を表して蛇に似た石を見つけて奉ったものだそうです。
ぶっちゃけ、この石が一番面白かったです。
全体的な感想は『恐山のほうが面白い』です。
しかし、那須の九尾の真髄は殺生石ではありません。
キュービー君です!
なんと彼は驚くべきことに九尾の狐「玉藻前」の子孫なのです!
「やぁ、ぼくはキュービー。ご先祖様とは違って僕は人間と友達になりたいのさ!」
みたいなことがパンフレットに書かれています。しかもキュービー君はイベントがあると人間のお友達と遊ぼうと登場します。中の人などいない!着ぐるみとか言うな!!
さらにキュービー号なるバスが走っている模様。
ネーミングやら突っ込みたさ満載ですが、ナイスだ、那須!
ちなみに駅では九尾弁当が売っていたよ。