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幽霊が!熊本

 私は熊本の健康ランド『優祐健康ランド』に宿泊し、朝早く目的の八千代市立博物館に向かいました。

 ここでは『幽霊と妖怪の世界展』を行っていました。この頃私は幽霊画に興味を持っていたので、吉川観方の幽霊画コレクションを見たかったのです。

 電車で八千代駅まで向かってそこからバスで向かいます。

八千代市立博物館

博物館は小高い山の上にある写真しか見ていなかったのでてっきり田舎かと思っていたのですがそんなことはなかったです。

丘の上からやたらとかっこいい日本家屋が見えます。後で行こうかな。

 展覧会はしょっぱなから吉川観方作の幽霊画がお出迎えでなかなか見ごたえがあり、上の階が主に幽霊画、下の階が妖怪画でした。にしても幽霊画、特に好きでもなんでもなかった作品がすごくいいんです。

 例えば河鍋暁斎の幽霊なんか写真ではそんなに好きではなかったのですが本当に透けて見えるんです。どの作品も写真ではさほどいいとは思わなかったものが感動的なまでに幻想的に見えます。これは実際に観てみないと分からないかもしれませんが、実物を見たときの感動は洋画よりも強いのではないでしょうか。どうも洋画的な描き方をする日本画が好きになれない私だからかもしれませんが、これはよかった。

 妖怪画は浮世絵が中心ですが伊藤若冲の『付喪神図』などがあります。個人的には幽霊画のほうが見ごたえがあります。でも『和漢百物語』がたくさんあるのに大興奮。松井文庫の『化物婚礼絵巻』などいい感じです。そしてその時ようやく気が付いたのです。この博物館から見えるかっこいい建物、どうも、松井家(松井文庫)であることに。うわぁ、いまごろかよ。私恥ずかしい。

 にしても、とてつもなく近くから借りています。それではそろそろ行こうと図録を買いに行いこうとカウンターを訪ねると、今回の展覧会では図録を作っていないとな!うそん、こんなに見ごたえがあるのに!悔しいので穴が開くほどもう一度展示品を見に行き、常設展を軽く観ていよいよ松井文庫に行きました。

今月の展示品案内掲示板

 ←その途中で変なもの発見!

かっこいい日本家屋

 松井文庫ではちょうど妖怪の絵巻を展示していました。そういえばさっきの妖怪展にあった絵巻と微妙に違います。ただ長すぎるため、半分は印刷で表示です。

 なぜかマツボックリが『ご自由にお取りください』と書かれたかごに入っています。

 絵巻を見た後は庭を散策です。どうでもいいが、庭の神社におみくじ自販機を置いているのが不思議。もう一つの建物では江戸時代(だったと思う)に描かれた朝顔のを展示していました。展覧会を観終え、駅に向かいます。そういえば途中の駅のお堀にはブラックスワンがいたよ。優雅だねぇ。駅前のコンビニでカップラーメンを食べた後熊本市内に向かいます。


 熊本では手取天満宮というところに面白いおみくじがあるとネットで引っかかったので行って見ました。その名も『姫だるまみくじ』『異界万華鏡』の図録にも載っていたのでちょっと欲しかったんだ。(後で分かったんだが姫だるまはどうも京都でもあるみたい)ここ無人だわ。勝手にお金置いておいたよ。普通のダルマみくじもある。これ結構色んなところにあるな。でもダルマって仏教なんじゃ?自販機おみくじは三十円と安い!やっときましたが小吉と微妙な結果。結んでおきました。

 その後、近くの神社まで歩く。なんか鳩が異様に動かないのが不気味だ。参拝するが、ここにも普通に姫ダルマある。というか、やたらとおみくじが多い。熊本はおみくじ王国か?

そのまませっかくだから城まで歩いていきました。目指すは加藤神社。 加藤神社は何となく大阪城にある秀吉の神社を髣髴させるよ。 さらにここもやたらとおみくじがそろっています。その中にあった!天然石おみくじ。早速買おう、と思うと売り切れでした。ちきしょう。

熊本城

ちなみに加藤神社からは熊本城を見るのにいい場所にあります。にしてもこの城は黒い。昔なんかの本で姫路城が作られるまでは城は基本的に黒かったという話を聞いたことがあります。姫路城より古いのかしら?

 そういや、ここの中に熊本県立美術館があります。どうもそこでは『親子でみる不思議な絵巻展 鬼とおばけと異界の物語』をやっている。さすが夏休み、せっかくだから行くか。

 内容は絵巻を中心に様々。特に絵巻が見ごたえありました。『信貴山縁起絵巻』もあるし。というか、この話妖怪出ねぇや。この展覧会では護法童子は立派な妖怪らしい。(というか単に不思議担当か)

 間違った面白さを感じたのは『秋夜長物語絵巻』これおもいっきり「稚児もの」(ボーイズラブと脳内変換してください)ですよ。『親子で見る絵巻』にこれを選ぶあたりに不思議さが感じられます。さすがに子ども向けの展覧会だけあって、男色を抜いて説明していますが。

 絵巻の中で一番妖怪度が高いのは『百鬼夜行図巻』です。ってこれも松井文庫かい。そういえばさっき松井文庫で置いてある絵巻と別の絵巻の写真を並べていましたがこれのようです。今日だけで妖怪絵巻を三本も見たよ。

 幽霊画もありましたがこの展覧会のは八千代市立博物館のと比べて格段にレベルが低いです。能や狂言の仮面のほうが面白いや。鬼や怨霊の仮面は目が金色だということを初めて知りました。最後は子ども達の描いた熊本の妖怪の絵で締めくくり。まぁ、かわいい。

 せっかくだから図録を買っていきました。子ども達に分かりやすいように楽しい工夫を凝らした、資料とするにはあまり嬉しくない本です。買ったらポスターをくれました。思わずもらった私が馬鹿ですが、すごく邪魔です。速攻後悔しました。

ちんちん

 後は電車に遅れないように帰ります。そこで使うのがチンチン電車。私が乗り場に着いたときには既に出たところ、と思いきや次の乗り場は目の前。しかも信号に引っかかっている。これはチャンス!と走る私。ところがその時。

 背中のかばんに入れていたポスターが落ちた。

 さらに懸命に走る私に通り過ぎる車から応援の声が聞こえる。はっ恥ずかしすぎる。

 何とか無事に乗れ、駅に着き、小倉へ出発です。健康センターバーパスが今夜の宿泊予定地です。ここはネットで割引券を印刷してくると安く泊まれてお得。

 さぁ、明日は三次だ!

三次編につづく


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